
渋谷で夜遊びをしていたときに、このバーを見つけました。渋谷はにぎやかなナイトライフと尽きない娯楽で知られていて、ガールズバーもたくさんありますが、ここはひと味違います。私にとっては、クラブとバーの中間のような場所です。ダンスフロアがあり、教会の長椅子がいくつか置かれ、バーカウンターにはスツールもあります。カクテルは約800円で、ビールもほぼ同じくらいでした。週末には約200円の入場料がかかり、ワンドリンク以上の注文が必要です。店内はとても狭いので、たいてい中に入る前から音楽が聞こえますし、夜によって雰囲気が大きく変わります。その後も何度も訪れましたが、テクノからレゲエまで、さまざまな音楽が流れていました。
道玄坂教会は、渋谷、新宿、六本木で何年も夜遊びをしてきた中で気づいた、東京のナイトライフの大きな流れの一部です。東京の夜の楽しみ方はクラブやバーだけではなく、テーマ性のある店、小規模なコンセプト空間、そして夜ごとに雰囲気が変わる深夜営業のスポットが混在しています。こうした場所の違いや、どんなときに向いているかについては、一般的なクラブのリストではなく、私が実際に訪れた店を中心に紹介する東京ナイトライフガイドで詳しく説明しています。
道玄坂教会は2022年にオープンし、演劇的なデザインと伝統的なキリスト教会の外観を組み合わせた、新しいコンセプトを打ち出しました。日本人は宗教のこととなるととてもデリケートなので、不快に感じる人もいるかもしれません。神社でタンクトップを着ている人がいると強く不快に感じるのに、この教会については問題ないようです。無神論者で、かつてキリスト教徒だった私にとっては、まったく問題ありません。
入店時には2つの選択肢があります。1階のクラブに行くか、2階のガールズバーに入るかです。友人のVikiと一緒に、様子を見ようとガールズバーに入りました。タントラで見たようなバーレスクショーは、残念ながらそのときはありませんでしたが、修道女のコスプレをしたウェイトレスがいる、落ち着いたバーでした。このガールズバーに入るには、目を引く螺旋階段を上っていきます。ヨーロッパではバーレスクはほとんど廃れていますが、東京では今も大きな人気があります。
日が暮れてから東京を散策する人にとって、道玄坂教会は、目を引くデザインと考え抜かれた空間を楽しめる場所です。コンセプトに沿った内装、ライブパフォーマンス、人々でにぎわう雰囲気が合わさり、渋谷のありきたりなバーとは違う体験を求める人にとって、印象に残る立ち寄り先になっています。
ユニークな雰囲気:ほかにはない教会
東京のツアーとチケット
こうしたテーマバーは、渋谷の夜をもっと広く楽しむプランに組み込むのがおすすめです。ガイド付きのはしご酒ツアーやナイトライフツアーなら、いくつかのスポットを気軽に巡れます。下のKlookから東京のツアーやチケットを探せます。
道玄坂教会は、ただのバーではありません。本物の教会のように造られていて、旅行者によってはちょっとしたカルチャーショックを受けるかもしれません。私はこうした雰囲気に慣れていたので、驚くことはありませんでした。それでも、ゴシック風のデザインと、そこから生まれる独特の雰囲気が大好きです。道玄坂教会は、ファッションシーンで有名なエリアであり、若者文化や流行を生み出す力でも知られる渋谷の文化にもよくなじんでいます。渋谷はギャルなどのサブカルチャーを通じて世界的に知られるようになり、今も東京でもっともクリエイティブな街のひとつです。商店街やファッションの名所だけでなく、世界のほかの場所ではなかなか見つからないテーマバーやコンセプトカフェ、個性的なナイトスポットも数多くあります。道玄坂教会は、そんな創造性をよく表す場所で、渋谷を東京屈指のエンターテインメントエリアにしているユニークな体験のひとつとして、街にしっくり溶け込んでいます。私は夜遊びに出かける前に立ち寄るのが好きですが、1時間以上いることはあまりありません。店内は長話をするには狭く、ほとんどの人が短時間過ごしてから、別の場所へ夜遊びに向かいます。

DJは祭壇のすぐ後ろでプレイします。祭壇は店内の中心的な存在で、教会をテーマにした雰囲気を引き立てています。天井からはシャンデリアが吊るされ、ステンドグラス風の装飾やゴシック調の細部もムードを盛り上げています。何度か訪れたときには、DJが司祭や悪魔など、舞台映えするキャラクターの衣装を着てコンセプトを楽しんでいて、体験にもうひとつ面白さを加えていました。出演者の多くは地元の日本人DJですが、海外のDJがプレイするのを見かけたこともあります。出演者が入れ替わり、テーマに沿ったパフォーマンスも行われるので、道玄坂教会では夜ごとに違った雰囲気を楽しめます。

道玄坂教会で飲める、ひときわ珍しいお酒のひとつがハブ酒です。沖縄の伝統的な蒸留酒で、瓶の中にハブが保存されています。訪れる人には珍しい一杯として知られ、味そのものよりも体験を楽しむために注文されることがよくあります。冒険してみたい方は、1杯約700円で試せます。日本でも珍しいお酒を手頃な価格で味わえる一杯です。そのほかのメニューも渋谷の夜遊びスポットとしては比較的リーズナブルで、ドリンクの価格は周辺のバーやクラブと同じくらいです。東京の夜遊びは高くつくと思っている旅行者にとって、道玄坂教会は夜の始まりに立ち寄りやすい、比較的予算にやさしい場所です。

上の動画では、店内の細かな様子をもっと見ながら、テーマがどのように形になっているかを感じてもらえます。バーにある意外なもののひとつが、驚くほど高価なスイカです。日本では、果物が高価なことはそれほど珍しくありません。栽培方法や贈答文化、高級品種の生産量が限られていることなどが理由です。果物の値段に驚く旅行者も多く、この展示は訪れる人たちの話題になることがよくあります。
Behind M:道玄坂教会のVIPラウンジ

ドイツ出身の友人Vikiと一緒に「Behind M」のラウンジを訪れたのは、一度だけです。彼女が東京に遊びに来ていたので、寿司を食べたあと、道玄坂教会でもう少し夜を楽しむことにしました。その夜はメインフロアが比較的静かだったため、入場料1,000円を払って上階のガールズバーエリアを見に行きました。雰囲気は下のフロアよりかなり落ち着いていて、ナイトクラブというよりラウンジに近い印象でした。
お店のコンセプトによると、バーレスク風のショーが行われることもあるそうで、それもこの場所を見てみたかった理由のひとつでした。残念ながら、私たちが訪れたときはショーがありませんでした。エンターテインメントやテーマに沿ったパフォーマンス、スタッフとの交流が体験の大切な要素になっている沖縄のChurasun6やTantra Tokyoのようなお店を、少し思い出しました。ショーがなくても、ラウンジはお酒を飲みながら会話を楽しむのに居心地のよい場所でした。下のメインダンスフロアのにぎわいから離れたVIPエリアのような空間です。
楽しい時間を過ごす一方で、今でもひどい選択だったと思っているのが、レッドアイを注文したことです。名前からは分かりにくいですが、ビールの銘柄ではなく、ビール(通常はハイネケン)にトマトジュースを混ぜたカクテルです。日本では意外と長い歴史があり、地元の人にはさっぱりした飲み物として親しまれています。個人的には、この組み合わせはまったくおいしいと思えませんでした。それでも、日本のナイトライフではおなじみの飲み物やコンセプトに独自のアレンジが加えられることを思い出させてくれる、印象深い一杯でした。好みに合わないことがあっても、東京のバーシーンを楽しむなら、ちょっと変わったものを試すのも面白さのひとつです。
公式サイトを見ていて、道玄坂教会を貸し切りで利用できることも知りました。誕生日のお祝い、会社の集まり、プライベートパーティー、DJイベントなど、さまざまな特別な機会に使えます。教会をテーマにした個性的な内装と渋谷中心部という立地を考えると、一般的なレンタルスペースよりずっと記憶に残る場所になりそうです。
料金体系は比較的分かりやすいです。貸し切り料金は1人あたり1,100円で、税込33,000円の最低保証額が設定されています。また、利用中はドリンクかメニューを少なくとも1品注文する必要があります。これは東京の貸し切りスペースではよくあるルールです。ナイトライフやエンターテインメント、独特の雰囲気がそろった少し変わった会場を探しているグループにとって、道玄坂教会は渋谷の中心で利用できる、手頃で個性的な選択肢です。
道玄坂教会の座席・収容人数・レイアウト
比較的コンパクトな道玄坂教会ですが、着席で約50人、大規模なイベントでは立ち見で最大200人を収容できます。店内のレイアウトも大きな特徴のひとつです。多くの座席が伝統的な教会の長椅子を思わせるデザインで、教会をイメージした空間に浸れる雰囲気をさらに高めています。バーでくつろいだり、長椅子風のベンチに座ったり、音楽を楽しみながらダンスフロアの周りに集まったりできます。ゴシック調の装飾、くつろげる座席、活気ある人々が組み合わさり、居心地のよさとエネルギッシュな雰囲気を兼ね備えた空間になっています。東京に数多くある一般的なバーやクラブとはひと味違う場所です。
営業時間と入場料
バーは毎晩、午前5時まで営業しているので、夜更かし派や、いつもとは違う体験をしたいパーティー好きにぴったりです。入場料は1,000円で、ドリンク1杯が含まれます。木曜から土曜にかけては、夜ごとに異なるショータイムイベントが開催されます。渋谷は深夜に出歩く際も概してとても安全ですが、ナイトライフでよくある注意点や路上飲酒のルールは知っておくと安心です。渋谷やその周辺の安全情報を詳しく知りたい方は、正直ガイド:東京は旅行者にとって安全?をご覧ください。
会場のレンタル料金は一律です(税込):
• 平日:44,000円
• 金曜:55,000円
• 土曜・日曜・祝日:77,000円
収容人数:約50人(着席)/150人(立ち見)。
アコースティックライブ、DJイベント、パーティー、ミロンガ、講演会、上映会、ギャラリー展示などに利用できます。
撮影や特別イベントなどで貸し切る場合、料金は営業時間外が1時間あたり20,000円、営業時間内が1時間あたり30,000円です(別途税がかかります)。
利用時間は相談可能です。イベントの種類や条件(宣伝効果、スチール撮影のみかどうか、消耗品の提供、スタッフの必要人数など)に応じて、料金が調整される場合があります。
場所とアクセス
道玄坂教会は東京都渋谷区、2nd Street 16-5 Central Co-Building 2階、150-0043にあります。東京有数の交通の要所である渋谷駅からアクセスしやすく、地元の人にも旅行者にも立ち寄りやすい場所です。
今後のイベントや予約、特別公演の詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください:道玄坂教会
道玄坂教会を訪れたい理由
東京でほかにはないナイトライフ体験を探しているなら、道玄坂教会はぜひ候補に入れたい場所です。その理由をご紹介します。
- バーレスクショーとライブパフォーマンス:才能あるダンサーやミュージシャンによる、ひと味違ったエンターテインメントを楽しめます。
- 教会をテーマにした没入感のある装飾:ゴシック調のインテリアが、別世界へと誘います。
- 修道女・司祭をテーマにしたスタッフ:衣装をまとったスタッフとのやり取りを通して、楽しく演劇的な体験を味わえます。
- 「Behind M」の限定VIPラウンジ、特別なイベントや集まりに使える、プライベートで上質なエリアです。
- 多彩なイベントとDJナイト、ミロンガからDJのライブセットまで、さまざまなテーマの夜を楽しめます。
- 午前5時まで営業、深夜のパーティーや忘れられない思い出づくりにぴったりです。
新しいナイトスポットを探している地元の方にも、東京ならではの個性的なバーを巡りたい旅行者にも、道玄坂教会(Church Bar Shibuya)は印象に残る場所です。テーマ性のあるデザインとライブエンターテインメントが融合していて、渋谷の一般的なバーとはひと味違う体験ができると注目されています。
訪れる前に、どんな場所なのか知っておくとよいでしょう。道玄坂教会は、本格的なナイトクラブではありません。パフォーマンスのあるテーマバーといった雰囲気で、飲みに行く前の一軒や、創造的で目にも楽しい空間で夜を始めたいときにぴったりです。エネルギッシュなクラブ体験を目的にしている方は、渋谷や近隣エリアでほかの選択肢を探すとよいでしょう。たとえば新宿には、クラブ好きにより特化した、長く営業している深夜営業の店Decabar などがあります。
道玄坂教会のような場所は、東京の各エリアがどうつながっているかを知ると、より楽しみやすくなります。渋谷、新宿、そして高円寺や荻窪などでは、電車ですぐの距離にありながら、夜の雰囲気がそれぞれ大きく異なります。急いだり終電を逃したりせずに、こうした夜の予定を効率よく組み立てる方法は、観光客向けのチェックリストではなく、実際の移動の流れをもとにまとめた東京旅行ガイドで紹介しています。
道玄坂教会では、夜によって音楽が変わり、体験にもうひとつの彩りを添えています。テクノやハウスに影響を受けたセットが流れる夜もあれば、ドラムンベースなどまったく異なるジャンルが中心になる夜もあります。好みのスタイルがある方は、事前にラインナップを確認しておくとよいでしょう。音楽が変化することでバーの雰囲気も変わり、その夜に集まる人々の顔ぶれにも影響します。
本格的なナイトクラブほどの規模はありませんが、道玄坂教会は創造性に富んだ演出、柔軟な音楽プログラム、そして劇場のような空間が魅力です。渋谷で過ごす夜の、楽しく意外性のあるハイライトだったと話す訪問者も多くいます。目を引く空間を気軽に楽しめ、本格的なクラブ体験ほどの気負いがいらないからです。
スピリチュアルな要素や儀式を取り入れたテーマ性のある夜遊びに興味がある方には、東京にも、同じように印象的な雰囲気を楽しめるユニークな店があります。その一つが、新宿近くのVowz Barです。僧侶姿のバーテンダーがいることで知られ、特定の日には象徴的な埋葬のパフォーマンスを行うなど、儀式をテーマにした独特の体験を提供しています。私が棺に横たわったのは初めてでした。なんだか非現実的で怖い体験でした。異なる伝統に根ざしたコンセプトではありますが、どちらのバーも、エンターテインメントと型破りな物語性を組み合わせた夜遊びを楽しみたい人にぴったりです。
道玄坂教会についてのFAQ
渋谷の道玄坂教会とはどんな場所ですか?
道玄坂教会は「The Church」とも呼ばれる、小さな教会テーマのバー兼クラブです。スタッフは修道女の衣装を着ていて、店内は礼拝堂のようにしつらえられ、長椅子もあります。ダンスフロアやDJに加え、ときにはバーレスクショーもあり、親密でユニークな夜を楽しめます。
道玄坂教会はどこにありますか?どうやって行けますか?
渋谷駅のすぐ西側にある、バーやクラブが並ぶ道玄坂の坂道沿いで、有名なスクランブル交差点からも歩いてすぐです。店は小さく、少し見つけにくい場所にあるので、出かける前に正確な場所をスマートフォンに保存しておくと安心です。
道玄坂教会の入場料はいくらですか?
入場料は手頃です。週末はカバーチャージが200円ほどで、ドリンクを1杯注文する必要があります。カクテルやビールはおよそ800円です。渋谷のテーマ性のあるナイトスポットの中では、比較的リーズナブルな店です。
道玄坂教会の営業時間は?
渋谷の多くのナイトスポットと同じく、遅くまで営業していて、DJは午前5時ごろまでプレイすることがよくあります。早い時間よりも夜が更けてから盛り上がるので、夜遊びの中盤から後半に立ち寄るのに向いています。
道玄坂教会は訪れる価値がありますか?
大きなクラブよりも、小規模で個性的な店が好きなら、訪れる価値があります。修道女のテーマや教会風の内装、予測のつかない音楽がそろい、渋谷でも特に印象に残るバーのひとつです。料金も手頃なので、一杯だけでも気軽に立ち寄れます。
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