長年、日本旅行ではJRパスを買うのが定番でした。2023年に価格が約70%値上がりし、その状況は変わりました。今でもルートによってはJRパスがお得ですが、多くの旅行者にとっては、乗車券を個別に買うか、地域限定のパスを利用するほうが安くなります。このガイドでは、JRパスの最新料金や利用できる範囲、最速の新幹線に関するルール、旅行に見合うかを判断するための簡単な例をご紹介します。
JRパスはお得?結論から
- お得:7日間、14日間、21日間の有効期間内に新幹線で長距離を何度も移動する場合。たとえば、東京、京都、広島を回って戻る旅です。
- お得ではない:東京、京都、大阪だけを訪れる場合や、ほとんど同じ地域に滞在する場合。
- 料金:7日間は5万円、14日間は8万円、21日間は10万円です(普通車・公式サイト)。
- 代替案:関西、九州、北海道、北陸などの地域限定パス、または事前に購入する乗車券があります。
JRパスの料金
| パス | 普通車 | グリーン車(1等車) |
|---|---|---|
| 7日間 | ¥50,000 | ¥70,000 |
| 14日間 | ¥80,000 | ¥110,000 |
| 21日間 | ¥100,000 | ¥140,000 |
パスはJRパスの公式サイトや正規販売店、一部の主要駅で購入できます。オンラインでJRパスと地域鉄道パスのプランを比較することもできます。

JRパスで利用できるもの
- 全国のJR線(ひかり、こだま、はやぶさなど、ほとんどの新幹線を含む)。
- 東京の山手線を含む、JRの普通列車と快速列車。
- 対象列車の座席指定を追加料金なしで利用できます。
- 一部の地域路線を走るJRバスと、宮島行きのJRフェリー。
- 対象外:地下鉄、小田急・東武・京成・阪急などの私鉄、市バス。
のぞみ・みずほ
東海道・山陽新幹線で最速の「のぞみ」と「みずほ」は、通常のパスには含まれていません。現在は、特別な追加料金を払えばパス利用者も乗車できます。追加料金は東京から京都または新大阪まで約4,960円、東京から広島まで約6,500円です。あるいは、所要時間がわずかに長いだけで、パスで全額カバーされる「ひかり」を利用する方法もあります。
お得?ルート別の3つの例
| 7日間のルート | 通常のきっぷ(概算) | 7日間のJRパス | 結論 |
|---|---|---|---|
| 東京から京都・大阪を回り、東京に戻る | 約28,000~30,000円 | 50,000円 | 通常のきっぷがお得 |
| 東京から京都・広島を回り、東京に戻る | 約40,000~45,000円+JRの近距離移動 | 50,000円 | ほぼ互角。日帰り旅行を加えるとパスがお得になる場合も |
| 東京から金沢・京都・広島・福岡を回り、東京に戻る | 55,000円を大きく上回る | 50,000円 | JRパスがお得 |
新幹線のきっぷの予約方法を解説した私の記事では、Smart EXで早割料金を見つける方法を紹介しています。また、新幹線と飛行機の比較では、東京から大阪へ行く場合の選択肢を比べています。

地域パスのほうがお得なことも
| パス | 利用エリア | 料金(大人) |
|---|---|---|
| JR関西ワイドエリアパス | 関西、岡山、城崎、白浜。新大阪~岡山間の新幹線を含む | 5日間で12,000円 |
| JR九州レールパス | 九州全域(北部版・南部版もあります) | 3日間で22,000円から(九州全域版) |
| 北海道レールパス | JR北海道の列車(新幹線を除く) | 7日間で約28,000円 |
| 北陸アーチパス | 北陸ルートで東京から金沢を経由して大阪へ | 7日間で約35,000円 |
| JR東日本パス | 東北、長野、新潟、東京エリアを1枚で利用 | 5日間で約35,000円(10日間版もあります) |
関西を中心に回るなら、地域パスやICカードの通常運賃で十分なことがよくあります。九州については、私の九州ドライブ旅行と別府温泉ガイドをご覧ください。
JRパスの使い方
- 購入後、日本でパスポートを提示してパスを利用開始します(在留資格が「短期滞在」である必要があります)。
- 多くの自動改札機はJRパスのチケットに対応しています。対応していない場合は、有人改札をご利用ください。
- 特に繁忙期は、券売機や窓口、オンラインで座席を予約しましょう。
- 東海道・山陽新幹線では、大型のスーツケースを持ち込む場合、特大荷物スペースつき座席の予約が必要です。
JRパスと東京の交通チケット:
JRパスの代替案
- 新幹線の乗車券は、当日または事前にオンラインで購入できます。
- スマートEXの早特商品は、東海道・山陽新幹線で利用できます。
- ICカード(Suica、PASMO)は、在来線で使えます。詳しくはSuicaとICカードのガイドをご覧ください。
- エリア限定のフリーパスとして、箱根フリーパスや東京メトロの乗車券があります。詳しくは東京発の日帰り旅行をご覧ください。
- 国内線は、東京から北海道や沖縄など、移動距離がとても長い場合に利用できます。
7日・10日・14日間の日本旅行モデルコースで全体のルートを計画し、日本旅行にかかる費用で予算の全体像も確認してください。
JRパスについてよくある質問
JRパスはいくらですか?
公式サイトでは、普通車用パスは7日間が50,000円、14日間が80,000円、21日間が100,000円です。グリーン車用パスはそれぞれ70,000円、110,000円、140,000円です。
東京・京都・大阪の移動にJRパスはお得ですか?
通常はお得ではありません。東京から京都・大阪への往復は、7日間パスよりも乗車券を個別に買うほうが安くなります。
JRパスでのぞみに乗れますか?
追加の「のぞみ」利用券を購入すれば乗車できます。それがない場合は、対象のひかりまたはこだまを利用してください。
JRパスは東京の地下鉄でも使えますか?
いいえ。山手線などのJR線は利用できますが、東京メトロや都営地下鉄は対象外です。
JRパスはどこで買えますか?
JRパス公式サイト、認定旅行代理店、または日本国内の一部の主要駅で購入できます。
JRパスはいつから有効になりますか?
日本で利用開始手続きをする際に選んだ開始日からです。7日間用のパスは、利用日が合計7日分ではなく、連続する7日間有効です。
もっと安い地域パスはありますか?
あります。関西、九州、北海道、北陸、JR東日本にはそれぞれ地域パスがあり、ひとつの地域に滞在するなら、多くの場合こちらのほうがお得です。
日本在住者はJRパスを利用できますか?
いいえ。JRパスは「短期滞在」の資格で訪日する旅行者向けです。ただし、海外在住の日本国籍の方には一部例外があります。
最後に
JRパスは、もう迷わず買うものではありません。まず予定している新幹線の運賃を合計し、パスの価格を上回るなら購入し、そうでなければ通常のきっぷや地域限定パス、ICカードを使いましょう。初めての旅行でよくあるルートなら、かなり節約できます。
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